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※本記事は放送済みの各話のネタバレ・あらすじをまとめた記事です。第2話以降は放送後に順次追記していきます。未放送・未発表の内容は「未発表」と明記し、推測での断定はしていません。第1話までの重大なネタバレを含みますのでご注意ください。
マンガワン/裏サンデー連載のホラーコメディ『うしろの正面カムイさん』(原作・えろき/作画・コノシロしんこ)が、ゼロジー×ZG-R制作、つくも匠監督、そしてカムイ役に杉田智和という座組でついにTVアニメ化。2026年7月3日(金)深夜、TOKYO MXほかで第1話「メリーさん/テケテケ」が放送されました。本記事では放送された各話のあらすじ・ネタバレ・見どころを、原作の該当話数とも突き合わせながら整理していきます。まずは物語の入り口となる第1話を振り返りましょう。
『うしろの正面カムイさん』作品・放送情報
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 作品名 | うしろの正面カムイさん |
| 原作 | えろき(原作)/コノシロしんこ(作画)|小学館「裏サンデー」「マンガワン」連載(2020年〜) |
| ジャンル | ホラーコメディ |
| 監督 | つくも匠 |
| シリーズ構成 | 中條元史 |
| キャラクターデザイン | 山下敏成 |
| 音楽 | えんどうちひろ |
| アニメーション制作 | ゼロジー×ZG-R |
| 放送開始 | 2026年7月3日(金)深夜|TOKYO MXほか |
| 累計発行部数 | 100万部突破(2025年8月時点)|単行本既刊12巻(2026年2月時点) |
『うしろの正面カムイさん』とは|「見えるだけ」の女子高生と、前代未聞の除霊師
本作の主人公は、幽霊が見えるだけのごく普通の女子高生・耳塚シヅカ。強い霊感を持ちながら除霊の力はまったく持たない彼女は、圧倒的な霊力を誇る有名な霊能力者・カムイの助手として働いています。ただし、その「助手」の実態は——シヅカ自身が幽霊を引き寄せる特異体質の持ち主であることを見込まれた、いわば「囮(おとり)」。彼女が怪異をおびき寄せ、カムイがそれを除霊するというのが、二人のコンビの基本スタイルです。
そしてこの作品最大のフックが、カムイの「前代未聞なヤリ方」の除霊。強大な霊力を持つカムイの除霊法は、一般に想像される厳かなお祓いとはかけ離れた、常識外れかつコミカルな手段で展開していきます。怖がらせにくる怪異たちが、逆にカムイの規格外の対応に翻弄される——この「ホラーとギャグの主客逆転」こそが、本作がホラーコメディとして成立している核です。第1話はその作品性を、メリーさんとテケテケという誰もが知る二大都市伝説を題材に、鮮やかに提示してみせました。
第1話「メリーさん/テケテケ」ネタバレ・あらすじ
第1話は、都市伝説をそれぞれ主役に据えた「メリーさん」編と「テケテケ」編の二部構成。オムニバス形式で、本作の世界観とキャラクターを一気に紹介する導入回になっています。
メリーさん編|深夜のビルに響く「わたし、メリーさん」
物語はまず、深夜の高層ビルから始まります。静まり返ったフロアに鳴り響く電話のコール音。受話器の向こうから聞こえてくるのは、都市伝説でおなじみの「わたし、メリーさん」という声。シヅカは逃げ込んだ部屋、駆け抜ける廊下——その先々で鳴り続ける電話を介して、じわじわとメリーさんに追い詰められていきます。「今、あなたの後ろにいるの」の恐怖を、電話が次々に鳴るビル内の逃走劇として映像化した、緊張感のあるオープニングです。
しかし本作はホラーコメディ。シヅカを追い詰めたメリーさんが最後に「遭遇するもの」こそが、この回の反転の見せ場になっています。怖がらせる側であるはずのメリーさんが予想外の存在と鉢合わせすることで、恐怖の構図がひっくり返る——ここでカムイという存在の規格外ぶりと、本作の「怪異が翻弄される」笑いのスタイルが提示されます。都市伝説の恐怖をしっかり立ち上げたうえで、それをコメディへと着地させる第1話前半の構成は、作品の方向性を端的に示すつかみになっています。
テケテケ編|下半身を求めて彷徨う怪異と、カムイの罠
後半は、事故で下半身を失い、上半身だけで這いずり回りながら彷徨う都市伝説「テケテケ」が主役。カムイから無理やりテケテケの話を聞かされたシヅカの前に、「お約束」通りテケテケが現れます。都市伝説のセオリー通りの登場——しかしそれは、実はカムイがあらかじめ張り巡らせていた巧妙な罠だった、という展開に転じます。
怪異が人間を襲いに来たはずが、逆に人間(カムイ)の仕掛けた罠にはまってしまう。メリーさん編に続き、テケテケ編でも「怖がらせる側が翻弄される」という本作のフォーマットが繰り返され、カムイの除霊が知略と規格外の発想で成り立っていることが描かれます。シヅカが囮として振り回されつつも、カムイの手のひらの上で怪異が処理されていく——この助手コンビの役割分担も、この回で明確になります。
原作のどこ?|第1話に対応する原作エピソード
『うしろの正面カムイさん』の原作は、都市伝説や怪談を1話(ないし数話)ごとに題材にする読み切り性の高いエピソード構成が特徴です。メリーさん・テケテケはいずれも原作序盤で登場する定番の都市伝説であり、第1話はおおむね原作単行本1巻付近のエピソードを土台に構成されていると見られます。原作既刊は12巻(2026年2月時点)まで刊行されているため、アニメ1クールで描かれるのは序盤〜中盤のエピソードが中心になると予想されますが、話数構成の詳細は未発表です。予習・復習をしたい方は、単行本1巻から読み進めるのが最も確実です。
主要キャラクターと声優|杉田智和がカムイに
カムイ(CV:杉田智和)
本作の主役にして、独特すぎる除霊法で怪異を翻弄する有名霊能力者。本名も年齢も明かされていない謎多き人物です。圧倒的な霊力を、およそ厳かとは言えない規格外の手段で行使する——そのつかみどころのなさと胆力を、『銀魂』坂田銀時、『暗殺教室』烏間惟臣などで知られる杉田智和が演じます。飄々とした軽さと、いざという時の底知れなさを両立できる杉田の芝居は、ホラーとギャグの間を行き来するカムイという役に噛み合っており、第1話でもその存在感が際立ちました。
耳塚シヅカ(CV:碧乃梨心)
幽霊が見えるだけの普通の女子高生で、本作の視点人物。除霊の力はないものの、怪異を引き寄せる特異体質を見込まれてカムイに「囮」としてスカウトされた助手です。第1話ではメリーさんに追われ、テケテケの話を無理やり聞かされ——と、まさに怪異に振り回される受難役を担い、視聴者が物語に入り込むための格好の案内役になっています。
お市(CV:M・A・O)
100年以上前から複数の持ち主を渡り歩いてきた、市松人形の付喪神。長い年月を経た存在ならではの立ち位置でカムイ・シヅカと関わっていくキャラクターです。M・A・O(市道真央)は幅広い役柄をこなす実力派として知られ、付喪神という一筋縄ではいかない役どころにどんな色を付けるかが見どころです。
そのほかのキャスト
キョーコ役に相坂優歌、イナガワ役に井澤詩織がキャスティングされています。原作にはイギリス出身のエクソシスト・ローズマリー(史上初の女性エクソシストとされる人物)など個性的な面々も登場するため、今後の話数でどのキャラがどう描かれ、誰が演じるのかにも注目です(未登場キャラの担当声優は未発表分を含みます)。
スタッフ座組から読み解く、アニメの方向性
本作がどんなアニメになっていくかを占ううえで、制作座組は重要な手がかりになります。アニメーション制作はゼロジー×ZG-R。ホラーとコメディという相反する二つのトーンを1話の中で行き来する本作では、「怖がらせる画」と「笑わせる画」を同じ尺の中で破綻なく切り替える演出力が問われます。第1話のメリーさん編で見せた電話が鳴り続けるビルの緊張感と、そこから一転してテケテケ編でカムイの罠が発動するコメディのテンポは、まさにこの切り替えの精度が試される場面でした。
シリーズ構成の中條元史は、原作の読み切り性の高いエピソードを、1クールの連続視聴に耐える流れへ再構成する役割を担います。都市伝説・怪談という「1話ごとに完結しやすい」題材は、各話に明確な見せ場を作りやすい反面、単調になりやすいという難しさもあります。どの怪異をどの順番で、どう緩急をつけて並べるかが、シリーズ全体の面白さを左右するポイントになりそうです。キャラクターデザインの山下敏成、音楽のえんどうちひろも含め、原作が持つ「怖さと可笑しさの同居」をどこまで映像で再現できるかが、本作の評価を決める鍵になります。
こんな人におすすめ|ホラーコメディの新定番になるか
『うしろの正面カムイさん』は、メリーさん・テケテケ・トイレの花子さんといった「誰もが子どもの頃に聞いた都市伝説」を、恐怖のまま終わらせずにコメディへ着地させる作品です。ホラーは苦手だけれど都市伝説そのものには惹かれる、という人でも入りやすく、逆に怪談が好きな人にとっては「その怪異がまさかこう料理されるのか」という意外性が楽しめます。累計100万部を突破した原作の人気を支えてきたのは、まさにこの絶妙なバランス。第1話はその魅力を凝縮して見せた回であり、深夜アニメのホラーコメディ枠として長く付き合える作品になりそうな予感を残しました。1話完結に近い構成のため、途中の回から見始めても入りやすいのも本作の間口の広さです。
第1話の見どころまとめ
第1話「メリーさん/テケテケ」は、誰もが知る二大都市伝説を「まず怖がらせ、そこから笑いへ反転させる」という本作のフォーマットで料理し、ホラーコメディとしての作品性を最短距離で提示した導入回でした。メリーさん編で恐怖の空気を、テケテケ編でカムイの知略と規格外ぶりを見せることで、シヅカ(囮)とカムイ(除霊)のコンビの関係も自然に立ち上がっています。杉田智和のカムイと、受難役をコミカルに担う碧乃梨心のシヅカの掛け合いが、今後の各話でどう転がっていくか——都市伝説好き・ホラーコメディ好きにとって見逃せないスタートとなりました。
各話ネタバレ(放送後に順次追記)
第1話「メリーさん/テケテケ」(放送済み・上記に掲載)
二大都市伝説メリーさん・テケテケを題材に、恐怖からコメディへ反転する本作のスタイルを提示した導入回。詳細は上記セクションを参照してください。
第3話「呪いの人形/隙間女」(2026年7月17日放送)
第3話は「呪いの人形」「隙間女」の二本立て(+恒例のミニアニメ劇場 その3)。前半は、捨てても捨てても戻ってくる呪いの市松人形がカムイの事務所に持ち込まれるエピソードです。「自分を祓えるものなら祓ってみろ」と挑発的に意気込む人形でしたが、そこで待っていたのは、想像を絶するカムイの生態と規格外の除霊法。怖がらせに来た側であるはずの呪いの人形が、逆にカムイのペースに呑まれていく——第1話のメリーさん・テケテケ編から続く「怪異が翻弄される」本作のフォーマットが、市松人形という和ホラーの定番モチーフでも踏襲された格好です。公式が第3話の見どころとして「この除霊エッッッッッッッッッ!!!!」と煽っている通り、カムイの除霊シーンの過剰さ・独特さがこの回の目玉になっています(具体的な除霊描写・オチは放送でのお楽しみ)。
後半の「隙間女」編は、神隠しに遭った少女を探すエピソード。その捜索の最中に、助手のシヅカが隙間女に捕らわれてしまいます。手も入らないビルの狭い隙間に閉じ込められたシヅカを、カムイは救い出せるのか——というのが後半の軸です。第1話でメリーさんに追われ、テケテケの囮にされたシヅカが、今回も「怪異を引き寄せる特異体質」ゆえに窮地に陥る受難役を担い、視聴者を怪異の恐怖の内側へ引き込みます。隙間女は「建物や家具のわずかな隙間に潜み、覗いてくる女」として知られる都市伝説で、逃げ場のない閉所の恐怖を突いてくるのがこの怪異の怖さ。そこにカムイの救出劇がどう絡むかが後半の見せ場です(救出の具体的な手段・結末は未判明。放送で確認してください)。
お市=呪いの市松人形?
第1話で「100年以上前から複数の持ち主を渡り歩いてきた市松人形の付喪神」として紹介されたお市(CV:M・A・O)と、第3話前半の「捨てても捨てても戻ってくる呪いの市松人形」の関係が気になるところですが、この人形=お市であると公式が明言している情報は現時点で確認できません(未確定)。カムイ・シヅカと関わっていくレギュラー格のお市が本格的に物語へ加わる回である可能性は高いものの、断定は避けます。判明次第、本記事で反映します。
第3話に対応する原作エピソード
『うしろの正面カムイさん』は都市伝説・怪談を1話(数話)ごとに料理する読み切り性の高い構成で、市松人形・隙間女はいずれも和ホラー/都市伝説の定番モチーフです。第3話の元エピソードも原作序盤〜中盤に収録されていると見られますが、アニメの話数構成と原作の対応関係の詳細は公式から発表されていません(未判明)。原作は既刊12巻(2026年2月時点)まで刊行されているので、アニメで気になった怪異の元ネタを探したい方は単行本を追うのが確実です。
第3話スタッフ
脚本は引き続きシリーズ構成も務める中條元史、絵コンテは監督のつくも匠、演出は中山敦史。ホラーとコメディを1話の中で行き来する本作では、市松人形の和ホラーの湿度と、隙間女の閉所の緊張感を、それぞれコメディへどう着地させるかという演出のギアチェンジが問われる回でした。
アニメと合わせて読みたい原作
アニメで気になった怪異のエピソードをじっくり味わいたい方は、原作漫画『うしろの正面カムイさん』(小学館・裏少年サンデーコミックス、原作えろき/作画コノシロしんこ)がおすすめです。都市伝説・怪談を1話完結に近い形で描く構成なので、アニメで観た回の元エピソードを探しやすいのも魅力。アニメは各話が放送されるたびに本記事で追記していくので、あわせてチェックしてください。

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