龍幸伸『ダンダダン』——オカルト信者のJKモモと宇宙人派のオタクオカルンが、妖怪と宇宙人の両方と戦うことになる超常バトルコメディ。累計1,200万部超のジャンプ+看板作で、アニメは2024年10月の第1期から話題が絶えません。本記事では第2期(2025年7月〜)のキャラ相関図・声優陣を、第1期から続投の主要5名+脇役・怪異キャラ+制作陣まで座組全体で整理しました。2027年放送予定の第3期への布石としても読める構成です。
『ダンダダン 第2期』キャラ相関図
霊感JKの桃と宇宙人信者のオカルンが「幽霊 vs 宇宙人」で口論しているうち、両方から襲われて覚醒した——という1期のスタート地点から、第2期ではジジ編(邪視・ナル邸)、そしてセルポ星人編と物語が大きく広がる。アイラが本格的に仲間入りし、桃の祖母・星子が戦線に合流する2期特有の座組を、相関表で俯瞰する。
| キャラ | CV | 立ち位置 |
|---|---|---|
| 綾瀬桃(モモ) | 若山詩音 | 霊感JK・主人公 |
| 高倉健(オカルン) | 花江夏樹 | 宇宙人信者の主人公/ターボババア憑依 |
| 円城寺仁(ジジ) | 石川界人 | 桃の幼馴染・ジジ編の中心 |
| 星子 | 水樹奈々 | 桃の祖母・本物の霊媒師 |
| 白鳥愛羅(アイラ) | 佐倉綾音 | 校内随一の美少女・変身能力者 |
| ターボババア | 田中真弓 | オカルンに部分憑依する妖怪 |
| アクロバティックさらさら | 井上喜久子 | 桃に能力を移す妖怪 |
| ドーバーデーモン | 関智一 | シャコ星人・義理堅い敵→味方 |
| 太郎 | 杉田智和 | 動き出す人体模型 |
| 邪視 | 田村睦心 | ジジ編のキーキャラ |
| 鬼頭ナキ | 磯辺万沙子 | ジジ編・ナル邸の怪異 |
| 花 | 平野文 | ジジ編の怪異 |
| 坂田金太 | 藤原大智 | 第2期から登場の新キャラ |
1期との違いと第2期の見どころ
第1期はターボババア編〜シャコ星人編までを一気に駆け抜ける”ジェットコースター”構成だった。これに対して第2期は、原作でいう「ジジ編(カオ湯/ナル邸)」というダンダダン屈指の長編を真正面から映像化している。1話完結型の怪異バトルではなく、ジジの背景・邪視との因縁・ナル邸の謎解きを腰を据えて描く2クール級の物語に構造が変わった。
1期視聴者に特に意識してほしいのは次の3点。①桃・オカルンの関係が”ケンカ友達”から”本気で守りたい存在”へ深化する。②アイラが敵→仲間の完全シフトを果たし、女性陣が2人体制に。③星子が本格参戦し、大人の本物と子供3人組の共闘が見られる。この3つの関係変化こそが第2期の座組の核心だ。
視覚面では、ジジ宅・ナル邸・邪視関連のロケーション作画が凄まじい。サイエンスSARUの美術班が”和風ホラー×オカルト建築”を現代的に再解釈しており、怪異バトル作品の中で頭一つ抜けたビジュアルを提供している。
主要キャラ5名深掘り——なぜこの声優配置なのか
ダンダダンのキャスティングは「主演2人は若手実力派・脇を大ベテランで固める」という明確なコンセプトで組まれている。第2期で本格合流する水樹奈々(星子)・佐倉綾音(アイラ)の2名を加えることで、この構図がさらに強固になった。
綾瀬桃(モモ)/CV:若山詩音
綾瀬桃——通称モモは、霊能力者の祖母・星子の血を引く霊感JK。1期ではターボババアに追われ、オカルンを助けるために覚醒する。第2期ではアイラとの確執→仲間化、ジジ編での星子との共闘など、心理面で一気に成長する重要なフェーズに入るヒロイン。
CVの若山詩音は1998年2月10日生まれ、千葉県出身、劇団ひまわり所属。代表作は『リコリス・リコイル』の井ノ上たきな(寡黙だが情に厚い殺し屋)、『SSSS.DYNAZENON』の南夢芽(影のあるヒロイン)、『空の青さを知る人よ』の相生あおい(葛藤する姉妹)、『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』の川合麻依(活発な新米警察官)。内省的で芯の強い女性キャラを連続ヒットさせてきた実績がある。桃役ではその内省型の声に「ギャル気質の毒舌・ツッコミ」というコントラストが加わる。
第20回声優アワード主演声優賞を桃役で受賞。花江夏樹(オカルン役)とは本作で初の主演コンビだが、『リコリス・リコイル』で佐倉綾音(錦木千束役)と主演コンビを組んでおり、2期で佐倉綾音(アイラ役)と再共演する形になった。”リコリコ主演コンビ再結集”は声優ファンの見所として序盤から話題になっている。
ファン層は10〜30代のアニメ好き全般。バトル作品の主演を張れる声量と、ラブコメの繊細な機微も演じ分ける技術力で、近年最も注目される若手女性声優の1人である。
高倉健(オカルン)/CV:花江夏樹
オカルンは本名・高倉健(映画俳優と同姓同名)、宇宙人を信じるオカルト少年。桃にターボババアに挑むよう唆されて敗北、金玉を奪われる。金玉を取り戻す過程で彼自身がターボババアの能力を部分的に宿す”人間妖怪”となり、桃とバディを組むに至る。
CVの花江夏樹は1991年6月26日生まれ、神奈川県藤沢市出身。代表作は『鬼滅の刃』竈門炭治郎、『東京喰種』金木研、『四月は君の嘘』有馬公生、『王様ランキング』ボッジ。炭治郎では「素朴だが芯の強い少年」、金木研では「優しさが残虐に反転する二面性」を演じており、オカルン役はこの両方の系譜を引き継ぐキャスティングと言える。普段はヘタレだが、ターボババア憑依時には凶暴化するオカルンの二面性は、花江の得意領域そのものだ。
2019年ニュータイプアニメアワード男性声優賞、第14回声優アワード主演男優賞を受賞。炭治郎役は6年以上続く代表作で、本作でのオカルンは「金木研・炭治郎から続く花江の”優しさ×暴走”系主人公」として位置づけられる。
若山詩音とは本作で初の主演コンビ。花江夏樹の「芯が通った優しい声」と若山詩音の「感情の起伏を抑えつつ芯のある声」は、モモ×オカルンの掛け合いテンポを成立させている最大の要因。
円城寺仁(ジジ)/CV:石川界人
ジジは桃の幼馴染で、第2期の「ジジ編(カオ湯/ナル邸/邪視との対決)」の中心人物。1期ラストで初登場し、2期ではカオ湯・ナル邸・邪視との長尺ストーリーが描かれる。少年らしい陽気さと、霊的な異変(邪視憑依)に飲まれていく怖さの両面を持つキャラで、2期の作画見どころの多くはジジが絡む。
CVの石川界人は1993年10月13日生まれ、東京都出身、青二プロダクション所属。代表作は『ハイキュー!!』影山飛雄、『青春ブタ野郎シリーズ』梓川咲太、『わたしの幸せな結婚』久堂清霞、『僕のヒーローアカデミア』飯田天哉。影山の「内向的だが情熱家」、咲太の「皮肉屋だが優しい」という系譜で見ると、ジジの「能天気だが実は責任感が強い」という役柄は石川の得意レンジの中央に来る。
2013年『翠星のガルガンティア』レド役で初の主演、2014年声優アワード新人男優賞、2020年同助演男優賞。同事務所・青二プロダクションには多くの先輩声優がおり、本作でも複数の先輩と絡む。
2期ラスト〜3期冒頭にかけて、邪視との本格対決・ナル邸決戦が控える。ジジ編はダンダダン屈指の長編ストーリーであり、石川の演技の幅(少年の明るさから邪視化した狂気まで)が真価を問われるセクション。
星子/CV:水樹奈々
星子は綾瀬桃の祖母で、正式な霊媒師として日本中に顧客を持つ”本物”。1期では桃の実家で後方支援的に登場するが、第2期ではジジ編で直接戦線に合流し、桃・オカルンだけでは歯が立たない強敵に対処する。本作における「大人の頼れる切り札」ポジション。
CVの水樹奈々は1980年1月21日生まれ、愛媛県出身、シグマ・セブン所属。代表作は『NARUTO -ナルト-』日向ヒナタ、『魔法少女リリカルなのは』フェイト・テスタロッサ、『ハートキャッチプリキュア!』花咲つぼみ/キュアブロッサム、『戦姫絶唱シンフォギア』風鳴翼。声優業と並行して紅白歌合戦常連のアーティスト活動でも知られ、国民的知名度を持つ。代表曲「深愛」「ETERNAL BLAZE」「Synchrogazer」。
星子役の起用は、1期の登場時点から「この声なら強キャラで説得力がある」と話題になっていた。実際、第2期本編で星子が本格参戦するや否や、長年の視聴者が期待した”切り札”としての風格を声だけで演出してみせた。『なのは』フェイト役で培った戦闘系キャラ演技のキャリアが、星子の霊媒戦闘シーンにそのまま活きている。
花江夏樹とは本作で共演歴あり。水樹奈々は主演作より助演・悪役側で光ることも多く、星子はその系譜。
白鳥愛羅(アイラ)/CV:佐倉綾音
アイラ(白鳥愛羅)は桃・オカルンと同じ高校の美少女で「校内随一の可愛さ」で知られる。アクロバティックさらさらの怨念を封じた金玉を拾ったことから霊感に目覚め、初登場時は桃をライバル視するが、一連の事件で桃を助けたいと変化。桃からアクロバティックさらさらのオーラを移植された際に変身能力を獲得し、2期では戦力として本格参戦する。
CVの佐倉綾音は1994年1月29日生まれ、東京都出身、青二プロダクション所属。代表作は『ご注文はうさぎですか?』ココア、『五等分の花嫁』中野四葉、『僕のヒーローアカデミア』麗日お茶子、『のんのんびより』越谷夏海、『スパイ教室』サラ。ココア役での”勢いで押す天真爛漫ヒロイン”、四葉役での”元気だがどこか痛い子”、お茶子役での”可愛いがバトルもする”という3方向の演技を、アイラ役では1キャラに凝縮している。
若山詩音(モモ役)とは『リコリス・リコイル』で主演コンビを組んだ関係で、本作は”リコリコペア”の再結集として大きな話題を呼んだ。石川界人(ジジ役)とも『ハイキュー!!』ほか複数作品で共演済み。青二プロ所属同士の気心知れた芝居が2期の座組を支える。
アイラは2期中盤以降、桃と並ぶヒロイン枠として機能する。佐倉綾音は「1人で何役も演じ分ける芝居の幅」で定評があり、アイラの”かわいい/強い/おかしい/情熱的”という多面性をたった1キャラで成立させている。
脇役・怪異キャスト徹底解説
ダンダダンは敵キャラ=怪異に大ベテラン声優を配する”怪異豪華化”が作品の個性。2期では怪異・宇宙人の登場数が増え、さらに層が厚くなった。
ターボババア/CV:田中真弓
ダンダダン最初の怪異にして、オカルンに部分的に憑依する妖怪。田中真弓は『ONE PIECE』モンキー・D・ルフィ、『ドラゴンボール』クリリン、『となりのトトロ』カンタなど、国民的アニメ主人公を複数務めた大御所。小柄で動物系・妖怪系の声を得意とし、ターボババアの”高速で走る狂気”に田中のキャリアが完全に噛み合う。
ドーバーデーモン/CV:関智一
シャコ星人の一員で、セルポ星人の傭兵として地球襲撃に参加する宇宙人。口癖は語尾の「〜でいス」。見た目は奇怪だが義理堅く、家族愛が深い。関智一は『ドラえもん』骨川スネ夫、『ジョジョの奇妙な冒険』空条承太郎、『スラムダンク』三井寿など200作超のキャリアを持ち、シリアスからギャグまで全方位対応。ドーバーデーモンの”怖いのに泣ける”というキャラ設計は関の芝居で完成している。
太郎/CV:杉田智和
モモとオカルンの高校の化学室にいる男型人体模型。ある霊の憑依で動き出し、独特の台詞回しでコメディリリーフ化するキャラ。杉田智和は『銀魂』坂田銀時、『涼宮ハルヒの憂鬱』キョン、『ジョジョの奇妙な冒険』ジョセフ・ジョースター(老年)など、長台詞の皮肉・ツッコミ系で一時代を築いた声優。太郎役では人体模型という奇妙な姿に”俺”の一人称の人間味を注入し、コメディと不気味さの両立を成立させている。
アクロバティックさらさら/CV:井上喜久子
長い黒髪をアクロバティックに使う女妖怪で、アイラが覚醒する直接のきっかけになるキャラ。井上喜久子は『ああっ女神さまっ』ベルダンディー、『らき☆すた』こなたの母・こずえ、『あずまんが大王』ゆかり先生など、癒し系・母性系の代名詞的声優。アクロバティックさらさらの怨念と、かつて人間だった頃の母性を同時に感じさせる絶妙なキャスティング。
鬼頭ナキ/CV:磯辺万沙子
ジジ編のナル邸に関わる重要キャラ。磯辺万沙子は舞台・吹替・アニメ全方位で活躍する実力派で、演技の重みで怪異の迫力を担保する。ジジ編の陰湿で根深い恐怖は磯辺の声がもたらしている。
花/CV:平野文
ジジ編に登場する怪異の1人。平野文は『うる星やつら』ラムちゃん役で知られる大御所。花役ではコミカルと恐怖を行き来する独特の存在感を発揮し、ラムちゃんのイメージを敢えて裏切る使い方が印象的。
邪視/CV:田村睦心
ジジ編の中心となるキーキャラで、ジジに宿る異形。田村睦心は『小林さんちのメイドラゴン』小林、『この素晴らしい世界に祝福を!』シルビア、『亜人ちゃんは語りたい』高橋鉄男など、中性的でクールな声を得意とする。邪視の”ジジに宿る異形”の冷静さ・狂気は田村の声質で説得力を持つ。
坂田金太/CV:藤原大智(第2期追加)
第2期から登場する新キャラ。藤原大智は若手声優で、金太役で新世代の風を吹き込む。従来の桃・オカルン・ジジの三角構造を揺らす存在として今後の展開で期待される。
第2期追加キャスト:吉野裕行・大空直美
吉野裕行(『家庭教師ヒットマンREBORN!』獄寺隼人、『DIABOLIK LOVERS』逆巻ライト等)と大空直美(『ご注文はうさぎですか?』青山ブルーマウンテン、『アイカツ!』有栖川おとめ等)が第2期から合流。詳細な役柄は作中登場順で照合される。
制作陣と座組の読み解き——サイエンスSARUの本気
サイエンスSARU:湯浅政明発のトップ級スタジオ
ダンダダンを制作するサイエンスSARUは、2013年に湯浅政明とチェ・ウニョンが共同設立した日本のアニメ制作会社。本社は東京都武蔵野市。2020年に東宝の完全子会社となり、資本面でも安定したトップ級スタジオ。
代表作:『映像研には手を出すな!』(2020年NHK)、『平家物語』(2022年/FOD先行・フジ系)、『犬王』(2022年劇場)、『夜は短し歩けよ乙女』(2017年劇場)、『デビルマン crybaby』(2018年Netflix)。芸術性とエンタメの両立、独特の動きの気持ちよさで知られる。ダンダダン以前は「玄人向けアニメスタジオ」のイメージが強かったが、ダンダダンで一般層も取り込み、2024年以降のトップ評価スタジオに浮上した。
監督:山代風我——ダンダダンで初監督
山代風我は1993年7月15日生まれ、京都府出身。2016年サイエンスSARU入社。『映像研には手を出すな!』副監督、『犬王』『平家物語』演出を経て、『ダンダダン』でシリーズ初監督となった。山代監督は原作の密度感をアニメで再現することを最重要視しており、作中に登場する妖怪・宇宙人・細部の小ネタを徹底リサーチして画面に落とし込んでいる。
第2期では1期で確立したテンポ感を維持しつつ、ジジ編の長尺ストーリーを破綻させない構成力が問われた。Filmarks評価で1期4.0→2期3.7とやや落ちた要因に「テンポが悪い」という声があるが、これは原作の密度を尊重した結果の両刃の剣でもある。
キャラデザ・作画・音楽
サイエンスSARUは作品ごとにキャラデザ・美術のスタイルを大きく変えることで知られる。ダンダダンでは原作の”粗めの線・濃い陰影”を忠実に再現しつつ、動きの部分で大胆にアレンジ。妖怪・宇宙人の変形表現は他スタジオでは真似できない個性を示している。
主題歌はオーイシマサヨシ×ずっと真夜中でいいのに。の「オトノケ」(1期OP)が社会現象化。2期でもアーティスト主題歌が続き、音楽面でも話題を維持している。
声優布陣の傾向——若手主演×ベテラン怪異
声優布陣の全体傾向は明快。主演2人は20〜30代の若手実力派(若山詩音・花江夏樹)、幼馴染は中堅(石川界人)、師匠・先輩ポジションに国民的声優(水樹奈々)、怪異・敵キャラに往年のベテラン(田中真弓・井上喜久子・関智一・杉田智和・平野文・大友龍三郎)。この”若手×ベテラン”の配置は、サイエンスSARUが過去作『平家物語』『犬王』でも採ってきた布陣で、スタジオの哲学が伺える。
第2期で特に声の見どころとなる名シーン
キャスト陣の演技がピークに達するシーンをいくつか挙げる。ネタバレは最小限に留める。
星子の霊媒儀式シーン(水樹奈々)
ジジ編中盤で星子が本格的に霊媒儀式を行うシーン。水樹奈々の低音と張り上げる声の切り替えが凄まじく、『戦姫絶唱シンフォギア』の風鳴翼での絶叫芝居が重なる印象。祖母キャラとは思えない緊張感で画面を支配する。
ジジの変化シーン(石川界人)
邪視との接触後、徐々にジジの言動がおかしくなるシーンは石川界人の演技の真骨頂。『青春ブタ野郎』咲太のような皮肉めいた普段の声と、憑依された時の冷たい声の対比が視聴者の背筋を凍らせる。
アイラのツッコミ/告白系シーン(佐倉綾音)
佐倉綾音の得意技「かわいいのに毒舌」が第2期で全開。特にオカルンへの感情を吐露するシーンはコメディ調から本気に切り替わる技巧が光る。『ご注文はうさぎですか?』ココアとは違う、佐倉綾音の新境地。
オカルン凶暴化シーン(花江夏樹)
ターボババア憑依時のオカルンの声は、炭治郎のイメージとはかけ離れた凶悪さ。花江夏樹が『東京喰種』金木研で見せた”覚醒時の変声”を思い出すファンが多い。第2期では憑依描写がさらに豊富で、声の芝居の幅が存分に楽しめる。
視聴者の反応・口コミ——2期で何が話題になっているか
ダンダダン第2期のSNS・批評サイトでの反応を整理する。
作画・戦闘シーン:好評が継続
「サイエンスSARUの2期も変わらず凄い」「邪視の変形シーンの気持ち悪さが完璧」「ジジが壊れていくシーンの作画がエグい」など、作画面は1期同様の高評価を維持。特にバトル・変形シーンはサイエンスSARUの真骨頂と評される。戦闘シーンでの動きと、静かなシーンの間の取り方の両方が評価ポイント。
テンポ・展開:賛否両論
Filmarks平均スコアは1期4.0→2期3.7に下降。主因は「テンポが遅い」「1話に詰め込みすぎ/逆に薄い」という声。ジジ編は原作でも長尺で、ここを尺通りに詰めた結果、1期のようなジェットコースター感が薄れたと感じる視聴者がいる。逆に「丁寧に描いてくれて嬉しい」という原作読者の声も多く、感想は二極化している。
パロディ・ギャグ:1期より過激
「2期はパロディがさらに濃くなった」「しょうもないボケが増えた」というコメントが多い。原作の持ち味でもある”下ネタ×SF×オカルト”の振れ幅が、2期ではより大胆に演出される。ノリが合わない層には辛い場面もあるとの評あり。
キャスト:2期合流組が話題
水樹奈々(星子)・佐倉綾音(アイラ)の2期本格登場は特に盛り上がった。「水樹奈々の星子が強すぎる」「アイラ役の佐倉綾音、ぴったりすぎる」「リコリコ以来の若山詩音×佐倉綾音の再共演」など、2期でキャスト面の見どころが一気に増えた。
第3期制作決定:2027年へ
第2期放送中に第3期制作決定が公式発表された。2027年放送予定で、原作の続く長編エピソードを描く見込み。視聴者は「3期までは確定で走る」という安心感を持って2期を楽しんでいる状況。
ダンダダン声優陣が”豪華”と言われる理由
ダンダダンは放送前から「声優陣が尋常じゃない」と話題だった。その理由を3点で読み解く。
理由1:主演2人の選定プロセスが異例
若山詩音と花江夏樹の主演コンビは、原作読者のイメージを尊重したオーディションの結果。特に桃役は候補者が多数いた中で、若山詩音の”ギャル風に振っても内心の繊細さが消えない”声が決定打になったと公式インタビューで語られている。花江夏樹は『鬼滅の刃』の炭治郎で多忙を極めるなか、オカルン役を引き受けた背景には「こういう振れ幅の大きい役を待っていた」という本人の発言がある。
理由2:怪異役に往年のベテランが惜しみなく投入される
田中真弓(ルフィ役)、井上喜久子(ベルダンディー役)、関智一(スネ夫役)、杉田智和(銀時役)、平野文(ラムちゃん役)——これらの声優がそれぞれ1キャラずつ”怪異”を担当している座組は、他のバトルアニメではほぼ見ない。サイエンスSARUが原作リスペクトで「怪異1体1体に個性を与える」方針を取ったことが、このキャスティングに繋がった。
理由3:スタジオの”第2期から有名声優を追加投入”戦略
1期でしっかり軸を作った上で、2期から水樹奈々(星子)・佐倉綾音(アイラ)のような国民的声優を投入する戦略は、『進撃の巨人』『鬼滅の刃』など近年のヒット作でも採られる方式。新規視聴者の呼び込みと既存ファンのテンション維持を両立する布陣で、アニプレックス×サイエンスSARUの企画力を感じさせる。
過去作・原作の視聴/読書ガイド
原作(漫画)
龍幸伸『ダンダダン』は集英社『少年ジャンプ+』で2021年4月から連載中。2026年4月時点で既刊23巻、累計発行部数は2025年10月時点で1,200万部を突破。アニメ2期は原作でいうジジ編の中盤〜後半を映像化しており、原作勢は3期より先の展開(セルポ編・怪異編)をすでに知っている。
アニメ配信(2026年4月時点)
- dアニメストア:1期・2期全話見放題
- ABEMA:2期リアタイ放送後1週間無料、以降プレミアム会員
- Netflix:1期見放題(2期は順次配信)
- Amazon Prime Video:1期・2期配信
サイエンスSARUの他の代表作(配信先)
- 『映像研には手を出すな!』:NHKオンデマンド/U-NEXT
- 『平家物語』:FOD/U-NEXT/Amazon Prime Video
- 『犬王』:U-NEXT/Amazon Prime Video
- 『デビルマン crybaby』:Netflix
主要声優の代表作を観るなら
- 若山詩音:『リコリス・リコイル』(Amazon Prime/ABEMA)
- 花江夏樹:『鬼滅の刃』(U-NEXT/Netflix/dアニメストア)
- 石川界人:『ハイキュー!!』(Netflix/dアニメストア)
- 水樹奈々:『魔法少女リリカルなのは』(dアニメストア)
- 佐倉綾音:『五等分の花嫁』(ABEMA/dアニメストア)
コメント