2026年7月18日(土)23時45分、NHK総合で放送中のTVアニメ『MAO(摩緒)』が、第15話「不知火」・第16話「白眉」の2話連続放送を迎えました。原作は高橋留美子(『週刊少年サンデー』連載中)、アニメーション制作は『犬夜叉』以来となるサンライズ。連続2クール構成のうち、この15・16話は第2クールの序盤にあたり、900年生きる陰陽師・摩緒(まお)の過去——平安時代からの因縁が一気に前面に押し出される転換点です。このページは、放送された各話の内容を原作準拠で裏取りしながら、「誰が何のために動いているのか」を座組の視点で読み解く本体ネタバレ全話ハブです。放送が進むたび、ここへ各話ブロックを追記していきます。
第1クールで描かれてきたのは、令和の中学生・黄葉菜花(きば・なのは)が大正時代へ迷い込み、そこで摩緒と出会い、二人が同じ「呪い」に囚われていることを知っていく導入部でした。第2クールに入ってからの数話で物語の焦点は、摩緒がなぜ900年も生き続けているのか、そして彼の宿敵である御降家(みくだりけ)とは何なのか——という核心の謎へと移っています。15・16話は、その核心を担う二人の敵、不知火(しらぬい)と白眉(はくび)が相次いで摩緒に牙を剥く、緊張の連続放送回です。
このページの方針
・各話の内容は公式あらすじ・原作の該当範囲をもとに裏取りしています。放送されていない先の回は書きません。
・原作漫画の結末までは踏み込みません。原作がどこまで進むか・最終的にどうなるかを知りたい方は、深度別にまとめた別記事をご覧ください。
・SNS上の反応は、実際に確認できたものだけを扱います。当日の未確認の「ネットの声」は掲載しません。
『MAO』作品データ:座組をまず押さえる
各話を読む前に、誰がどの席に座っているのかを確認しておきます。監督は佐藤照雄、シリーズ構成は柿原優子。キャラクターデザイン・総作画監督を菱沼義仁が務め、音楽は兼松衆が担当します。原作は高橋留美子(小学館『週刊少年サンデー』連載)、制作はサンライズ——高橋留美子作品としては『犬夜叉』以来のタッグが、大正時代を舞台にした本作でどう妖の世界を描くかが、本作全体を貫く注目点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | MAO(摩緒) |
| 放送開始 | 2026年4月4日(土)23:45〜 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 構成 | 連続2クール |
| 原作 | 高橋留美子(小学館『週刊少年サンデー』連載) |
| アニメーション制作 | サンライズ |
| 監督 | 佐藤照雄 |
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 菱沼義仁 |
| 音楽 | 兼松衆 |
| 今回放送 | 第15話「不知火」・第16話「白眉」(2話連続) |
『犬夜叉』を手がけたサンライズが原作の高橋留美子ワールドに再び挑む、という布陣そのものが本作の期待値を作っています。時代劇的な様式美と妖(あやかし)の造形、そして「呪い」というモチーフの扱いは、まさにサンライズが『犬夜叉』で積み上げてきた文脈の延長線上にあります。15・16話で登場する平安時代の術者たちの描写は、その積み重ねが最も生きる領域です。
キャスト一覧:15・16話で動く声優陣
本作の主軸は、大正時代を生きる青年・摩緒(実は900年生き続ける陰陽師)と、令和を生きる中学生・黄葉菜花。二人が同じ「呪い」に立ち向かう構造の中で、15・16話は摩緒を取り巻く敵役たちの声が物語を牽引します。
| キャラクター | 声優 | 立ち位置 |
|---|---|---|
| 摩緒(まお) | 梶裕貴 | 主人公。900年生き続ける陰陽師 |
| 黄葉菜花(きば・なのは) | 川井田夏海 | 令和から来た中学生。摩緒と同じ呪いを持つ |
| 不知火(しらぬい) | 興津和幸 | 第15話の敵。平安からの因縁を持つ術者 |
| 幽羅子(ゆらこ) | 上田麗奈 | 紗那と同じ顔を持ち、不知火の手先となる |
| 紗那(さな) | 清水理沙 | 摩緒にとって特別な存在。幽羅子と同じ顔 |
| 百火(もも) | 下野紘 | 御降家に連なる術者。平安で五色堂に呼ばれた |
| 華紋(かもん) | 豊永利行 | 御降家に連なる術者。同じく五色堂に召された |
| 乙弥(おとや) | 寺澤百花 | 摩緒とともに動く仲間 |
15・16話で鍵になるのは、興津和幸(不知火)と上田麗奈(幽羅子)です。とくに上田麗奈が演じる幽羅子は、摩緒にとって特別な存在である紗那(清水理沙)と同じ顔を持つ——この「同じ顔をした者が敵の手先に回る」という残酷な設定を、二人の声優の声色でどう描き分けるかが、15話最大の演技上の見せ場になります。
第2クールは「平安時代の因縁」が主軸に回る
ここまでの物語で、摩緒が普通の人間ではなく900年を生きてきた陰陽師であることが明かされてきました。彼が長い時を生きる理由、そして彼が追い、また追われている相手が御降家という術者の一族であること——この二つが第2クールの背骨です。15・16話で登場する不知火と白眉は、どちらも平安時代に起点を持つ因縁の相手であり、摩緒の過去が現在の戦いに直結していく構造がはっきりと見えてきます。
物語のキーワードとして繰り返し出てくるのが「泰山府君(たいざんふくん)の秘法」です。これは寿命を操るとされる術で、900年を生きる摩緒の存在そのものと深く関わっています。不知火がこの秘法を「渡せ」と迫るという15話の展開は、摩緒の長寿の秘密が敵にとっても喉から手が出るほど欲しいものであることを示しており、第2クール後半に向けた大きな伏線になっています。
第15話「不知火」ネタバレ・あらすじ
放送日:2026年7月18日(土)/サブタイトル:不知火
摩緒の前に現れた不知火は、平安時代から続く互いの因縁を明かします。二人の間には900年の時を超えた宿縁があり、不知火はその過去を背景に摩緒へと迫ってきます。不知火の目的は、寿命を操る泰山府君の秘法を渡せという要求。摩緒が900年生き続けている、まさにその力の源を、不知火は奪おうとしているのです。
この対峙で摩緒の心を大きく揺さぶるのが、不知火の傍らに立つ幽羅子の存在です。幽羅子は、摩緒にとって特別な意味を持つ紗那と同じ顔をしています。その紗那と瓜二つの幽羅子が、なぜ敵である不知火の手先となっているのか——摩緒はその理由に対して怒りを顕わにします。ただの敵との戦いではなく、失われた存在の面影を突きつけられながら戦わねばならないという、摩緒にとって最も苦しい形の対決がここで始まります。
第15話のポイント
・不知火は平安時代からの因縁を持つ相手として摩緒の前に立つ。
・不知火の狙いは「泰山府君の秘法」=寿命を操る術。
・紗那と同じ顔をした幽羅子が不知火の手先であることに、摩緒が激しく動揺し怒る。
この回は、摩緒という主人公が抱える時間の重みを最も強く感じさせるエピソードです。900年という歳月は、彼にとって力であると同時に、失った者の記憶を何度も呼び戻される呪いでもある——不知火という敵は、その痛みを的確に突いてくる相手として配置されています。原作でも、この不知火編は摩緒の過去に踏み込む重要な章にあたり、アニメがどこまで感情の襞を描き込むかが見どころです。
第16話「白眉」ネタバレ・あらすじ
放送日:2026年7月18日(土)/サブタイトル:白眉
15話に続けて放送された第16話では、これまで正体を隠していた鉄仮面の男の素性が明らかになります。その男は、御降家の兄弟子・白眉でした。白眉もまた平安時代、百火(もも)や華紋(かもん)と同じく五色堂に呼ばれた術者の一人であることが判明します。摩緒を取り巻く敵たちが、いずれも平安時代の同じ場所——五色堂——に起源を持つ者たちであることが、ここでつながっていきます。
白眉は摩緒を御降家の怨敵とみなしており、金の術を駆使した猛攻を仕掛けます。この激しい攻撃を受ける中で、摩緒は追い詰められ、ついに獣姿に変化して暴走してしまいます。理性を保ったまま戦う陰陽師としての摩緒ではなく、制御を失った獣として牙を剥く——この「暴走」は、摩緒が抱える呪いのもう一つの側面を露わにする決定的な瞬間です。
第16話のポイント
・鉄仮面の男の正体は、御降家の兄弟子・白眉だった。
・白眉は平安時代に百火・華紋と同じく五色堂に呼ばれていた術者。
・白眉は金の術で猛攻を仕掛け、摩緒は獣姿に変化して暴走してしまう。
16話の核心は、摩緒の獣化・暴走という描写にあります。900年を生きる陰陽師が、追い詰められると人ならざる姿へと変じてしまう——これは彼の力の正体であり、同時に彼が背負う呪いそのものです。冷静沈着に妖と対峙してきた摩緒が制御を失う姿は、これまでの彼のイメージを覆すもので、第2クール後半の展開を大きく左右する転機になります。御降家との因縁が、単なる敵対関係ではなく摩緒自身の存在の根に関わる問題であることが、この暴走を通して突きつけられます。
15・16話を貫く「五色堂」というキーワード
15・16話を続けて観ると、敵として現れる術者たち——不知火、白眉、そして既登場の百火・華紋——が、いずれも平安時代という同じ時代軸と、五色堂という同じ場所に結びついていることが見えてきます。900年前に何が起き、なぜ彼らが現代(大正時代)の摩緒を追うのか。この2話は、その大きな謎の輪郭を一気に描き出す「因縁提示回」として機能しています。
とくに「白眉が御降家の兄弟子」という情報は重要です。摩緒と御降家の対立は、単なる異なる勢力同士の争いではなく、同じ源流を持つ者同士の内なる分裂であることが示唆されます。五色堂に召された術者たちが、なぜ袂を分かち、なぜ900年後の今も戦い続けているのか——第2クール後半はこの根源的な謎を掘り下げていくことになりそうです。
『MAO』を観るなら(配信情報)
『MAO』はNHK総合での放送に加え、各配信サービスでも視聴できます。放送を見逃した回や、15・16話の因縁の伏線を最初から追い直したい方は、配信でのまとめ視聴がおすすめです。
- ABEMA:最新話の配信・見逃し視聴に対応
- dアニメストア:アニメ専門で過去話も一気見しやすい
- Netflix:配信対象作品を確認のうえ視聴可能
- Amazon Prime Video:レンタル・見放題対象を要確認
次回以降の追記について
このページは放送の進行に合わせて、第17話以降の各話ブロックを順次追記していきます。摩緒の暴走がどう収束するのか、幽羅子と紗那の関係の真相、そして御降家との因縁の決着——第2クール後半の核心へ向かう展開を、原作準拠で裏取りしながら追いかけていきます。各話の詳しい内容は放送後に更新します。

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