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※本記事はアニメ化決定・スタッフ/キャスト解禁直後の先行記事です。現時点で公式発表により確定している情報(原作・スタッフ座組・声優キャスト・世界観)のみを記載しています。放送時期の詳細など未発表の項目は「未発表」と明記しています。詳細が判明し次第、放送開始後に追記します。
『ゴブリンスレイヤー』の蝸牛くもと、『オーバーロード』のso-binがタッグを組んだダークファンタジー小説『ブレイド&バスタード』のTVアニメが2027年に公開予定です。舞台は3DダンジョンRPGの金字塔『Wizardry(ウィザードリィ)』の世界。監督は小林智樹、シリーズ構成は荒川稔久、キャラクターデザインは岩本里奈、アニメーション制作は新風。2026年6月に本作初の映像となるティザーPVが公開され、続く発表で声優キャストも解禁されました。本記事では、死から蘇った男イアルマスを中心とした冒険者パーティの相関図、各キャラの声優と設定、そしてウィザードリィ世界特有の「蘇生」システムがもたらすダークな物語構造までをまとめました。
『ブレイド&バスタード』作品情報
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 作品名 | ブレイド&バスタード(略称「ブレバス」) |
| 原作 | 蝸牛くも(DREノベルス) |
| キャラクター原案 | so-bin |
| 世界観 | RPG『Wizardry(ウィザードリィ)』の世界を舞台にしたダークファンタジー |
| アニメーション制作 | 新風 |
| 監督 | 小林智樹 |
| シリーズ構成 | 荒川稔久 |
| キャラクターデザイン | 岩本里奈 |
| 放送時期 | 2027年公開予定(詳細な放送時期・放送局は未発表) |
どんな作品?|『ウィザードリィ』の迷宮を舞台にしたダークファンタジー
『ブレイド&バスタード』は、コンピューターRPGの原点の一つである『Wizardry(ウィザードリィ)』の世界観を正式に舞台とした小説作品です。ウィザードリィは、剣と魔法のファンタジー世界で冒険者パーティを組み、深い《迷宮》に潜って財宝とモンスターに挑む——という3DダンジョンRPGの祖として知られ、その最大の特徴は「死んだキャラクターを教会で蘇生できる」というシステム、そして蘇生に失敗するとキャラクターが「灰」になり完全に失われる、という残酷なリスクにあります。
本作はこの「死と蘇生」を物語の核心に据えたダークファンタジーです。舞台となるのは、迷宮都市に集う冒険者たちの世界。彼らは金や名声、あるいは別の目的のために危険な迷宮へ潜り、時に命を落とし、時に蘇生され、また迷宮へと戻っていきます。単なる冒険活劇ではなく、「死が日常にある世界で人はどう生きるか」という重いテーマを、蝸牛くも特有の乾いた筆致で描くのが持ち味です。
作者・蝸牛くもは『ゴブリンスレイヤー』で、ファンタジー世界の「泥臭さ」と「生き延びることの重さ」を描いてきた作家。キャラクター原案のso-binは『オーバーロード』でダークファンタジーの重厚なビジュアルを確立したイラストレーターです。この二人が『ウィザードリィ』という題材で組むことは、発表当初からダークファンタジーファンの大きな注目を集めてきました。
主要キャラ相関図|死から蘇った男イアルマスと冒険者パーティ
本作の関係軸は、「迷宮で死体回収を行う男」イアルマスを中心に、彼と関わることになる冒険者たちで構成されています。イアルマス自身が「死から蘇ったが記憶を失っている」という謎を抱えた存在であり、その過去を探る旅の過程で、少女剣士ガーベイジ、新人盗賊ララジャ、女神官アイニッキ、少女魔術師ベルカナンといった面々がパーティを形成していきます。ウィザードリィの伝統的な職業(戦士・盗賊・僧侶・魔術師)が、そのままパーティ構成に反映されているのが特徴です。
キャラ相関図テーブル
| 役割(職業系統) | キャラクター(CV) | 設定・関係性 |
|---|---|---|
| 主人公・死から蘇った男 | イアルマス(CV:古川慎) | 迷宮で死体回収を行う冒険者。蘇生されたが記憶を失っており、自らの過去を探している |
| 少女剣士(戦士系) | ガーベイジ(CV:楠木ともり) | 言葉を話さない少女剣士。壊滅した一党の唯一の生き残り。元・奴隷 |
| 新人盗賊(盗賊系) | ララジャ(CV:山下大輝) | 駆け出しの盗賊。物語を通じて成長していく若手冒険者 |
| 女神官(僧侶系) | アイニッキ(CV:早見沙織) | 生と死を司る神に仕えるエルフの聖職者。蘇生に関わる存在 |
| 少女魔術師(魔術師系) | ベルカナン(CV:若山詩音) | 東方からやってきた大柄で気弱な駆け出しの魔術師 |
主要キャラ深掘り|声優キャリアとキャラ設定
イアルマス(CV:古川慎)
本作の主人公。迷宮の中で死体を回収する仕事をしている冒険者で、「死から蘇った男」というキャッチコピーで紹介されています。彼自身が一度死んで蘇生された存在でありながら、その過程で記憶を失っており、自らの過去と「なぜ蘇ったのか」を探し続けています。蘇生が成功しようが、失敗して灰となろうが、対価を求め続けるその姿は、他の冒険者たちから畏怖と困惑をもって見られています。ウィザードリィの「蘇生システム」を体現した、本作のダークな世界観の象徴的キャラクターです。
CV古川慎は『Fate/Grand Order』マシュを支える立場から『かぐや様は告らせたい』白銀御行、『モブサイコ100』影山茂夫(モブ)など、静かな芯の強さを持つキャラを演じさせると評価の高い実力派声優。イアルマスの「淡々としながらも底知れない過去を抱えた男」という難役を、抑制の効いた芝居で表現することが期待されます。ティザーPVでもイアルマスが迷宮に挑む姿が描かれており、古川慎の声がこのダークな主人公にどう命を吹き込むかが注目点です。
ガーベイジ(CV:楠木ともり)
言葉を話さない少女剣士。壊滅した一党(パーティ)の唯一の生き残りであり、元は奴隷だったという過酷な過去を背負っています。言葉を発しないという設定は、声優にとって「セリフ以外の要素で感情を伝える」という高度な演技を要求するもの。ガーベイジがどのように物語に関わり、イアルマスたちと絆を結んでいくのかが、本作の感情的な軸の一つになります。
CV楠木ともりは『リコリス・リコイル』井ノ上たきな、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スレッタ・マーキュリー、『ワンダーエッグ・プライオリティ』大戸アイなど、複雑な内面を抱えた少女を演じさせれば右に出る者のいない実力派。言葉を話さないガーベイジの、息づかいや叫び、わずかな声のトーンだけで感情を伝える難役に、楠木ともりがどう挑むかが大きな見どころです。
ララジャ(CV:山下大輝)
駆け出しの盗賊。まだ経験の浅い新人冒険者で、物語を通じて成長していく若手ポジションのキャラクターです。ウィザードリィにおける盗賊は、宝箱の罠解除や鍵開けを担う重要な職業。危険な迷宮において、彼の技術がパーティの命運を左右する場面も描かれると見られます。読者視点に近い「駆け出し」の立場から、この過酷な世界を体験していく案内役的な役割も担います。
CV山下大輝は『僕のヒーローアカデミア』飯田天哉、『KING OF PRISM』一条シン、『ブルーロック』潔世一など、まっすぐで熱量のある若手キャラを演じてきた声優。ララジャの「まだ未熟だが伸びしろのある新人」という等身大のキャラクター像に、山下大輝の持つフレッシュな声質がよく合っています。
アイニッキ(CV:早見沙織)
生と死を司る神に仕えるエルフの女性聖職者(神官)。ウィザードリィの世界において、僧侶・神官は蘇生魔法を扱う存在であり、「死と蘇生」がテーマの本作において特に重要な立ち位置にあります。生と死の境界に関わる者として、記憶を失ったイアルマスの謎とも深く結びつく可能性のあるキャラクターです。
CV早見沙織は『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ、『進撃の巨人』クリスタ/ヒストリア、『七つの大罪』エリザベスなど、清廉さと芯の強さを併せ持つキャラの代表格。神聖さと、生と死を扱う者としての厳かさを表現できる声質で、アイニッキの神官という立場に説得力を持たせるキャスティングです。
ベルカナン(CV:若山詩音)
東方からやってきた駆け出しの魔術師。「大柄で気弱」という、見た目と性格のギャップが特徴のキャラクターです。魔術師はウィザードリィにおいて攻撃魔法の要となる職業ですが、気弱な性格という設定は、彼女が冒険を通じて自信をつけていく成長物語を予感させます。異邦人(東方出身)という立場も、迷宮都市の多様な冒険者社会を描く上での重要な要素です。
CV若山詩音は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ニカ・ナナウラ(※参考)、『アオアシ』をはじめとする作品で、繊細で内面的なキャラを演じてきた実力派。気弱で内向的なベルカナンの心の揺れを、若山詩音の柔らかく透明感のある声で表現することが期待されます。大柄なキャラクターながら気弱という難しい造形を、声の温度感でどう成立させるかが見どころです。
制作座組深掘り|ダークファンタジーを支える布陣
監督:小林智樹
本作の監督を務めるのは小林智樹。ダークファンタジーである『ブレイド&バスタード』の重厚な世界観を、どのような映像トーンで描くかが監督の腕の見せ所です。ウィザードリィの《迷宮》という、光の乏しい閉鎖空間での戦いと、蘇生をめぐる重いドラマを両立させる演出が求められます。ティザーPVで示された、イアルマスとガーベイジが迷宮に挑む映像のトーンから、本作がシリアスなダークファンタジーとして丁寧に作られていることがうかがえます。
シリーズ構成:荒川稔久
シリーズ構成を担当する荒川稔久は、長年にわたり数多くのアニメの脚本・構成を手がけてきたベテランです。原作小説を映像作品として再構成するにあたり、蝸牛くもの描く「死と生をめぐる群像劇」をどう1本の連続した物語として組み立てるかが鍵になります。ダークファンタジー特有の重いテーマを、視聴者が付いていける形で提示するバランス感覚が問われる仕事です。
キャラクターデザイン:岩本里奈
キャラクターデザインを担当する岩本里奈は、so-binによる原案の重厚なビジュアルを、アニメーションとして動かせる形に落とし込む役割を担います。so-binのイラストは『オーバーロード』でも知られる通り、緻密で陰影の濃い作風。この原案の質感を保ちながら、アニメの作画として成立させるキャラクターデザインの手腕が、本作のビジュアルの完成度を左右します。
アニメーション制作:新風
アニメーション制作を担当するのは新風スタジオ。ダークファンタジーの迷宮描写、モンスターとの戦闘、そして陰影の濃いキャラクター表現など、本作は作画的なハードルの高い要素を多く含みます。2027年公開予定という比較的長い制作期間が確保されていることからも、クオリティを重視した制作体制が敷かれていることがうかがえます。
アニメ化発表時のポイントと今後の注目点
2026年6月、本作初の映像となるティザーPVが公開され、あわせてメインスタッフ情報が解禁されました。さらに声優キャストも発表され、原作『ウィザードリィ』シリーズの権利者であるロバート・ウッドヘッド氏からのコメント動画も公開されるなど、原作ゲームのレガシーを尊重した展開になっています。ゴブリンスレイヤーの作者×オーバーロードの絵師という組み合わせに加え、ウィザードリィという歴史的RPGの世界観が正式にアニメ化されることで、ダークファンタジーファンとRPGファンの双方から高い期待が寄せられています。
一方、2026年7月時点で未発表の項目も残されています。
- 詳細な放送時期:「2027年公開予定」とのみ発表されており、具体的な放送クール・月は未発表です。
- 放送局・配信プラットフォーム:未発表です。
- OP・ED主題歌:未発表です。
- 話数構成・原作のどこまでを描くか:未発表です。
- 追加キャラクターのキャスト:主要5名以外のキャストは今後発表される可能性があります。
本記事は制作発表・キャスト解禁直後の先行記事のため、上記の未確定情報は判明次第、順次追記していきます。『ゴブリンスレイヤー』の蝸牛くもが『ウィザードリィ』という題材で描くダークファンタジーが、2027年にどのような映像として結実するのか——続報を待ちましょう。
『ブレイド&バスタード』を予習するには
アニメ放送を待つ間に世界観を予習したい方は、原作小説『ブレイド&バスタード』(DREノベルス、蝸牛くも/イラストso-bin)を読んでおくのがおすすめです。イアルマスの謎、ガーベイジの過去、そして「死と蘇生」をめぐるダークな迷宮都市の物語を、アニメより先に体験できます。ウィザードリィのゲームに触れたことがある方なら、原作の世界観への解像度がさらに高まるはずです。放送開始後は、各話のあらすじ・見どころを本サイトの『ブレイド&バスタード』あらすじ・世界観全話ガイドで随時更新していく予定です。

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