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マンガ大賞2023大賞・第70回小学館漫画賞をダブル受賞したとよ田みのるの青春漫画『これ描いて死ね』が、シンエイ動画制作・赤城博昭監督でついにTVアニメ化。2026年7月3日(金)23時35分より、日本テレビ系「フラアニ」枠にて全国30局ネットで放送がスタートしました。伊豆王島に暮らす漫画好きの高校1年生・安海相が、漫画を「読む」側から「描く」側へと踏み出していく――創作の喜びと苦しみを誠実に描いた一作です。本記事では、放送された各話のあらすじ・ネタバレ・見どころを第1話から順次追記していきます。原作漫画(既刊7巻/8巻は2026年10月10日発売)との差異が確認できた場合は、そのつど補足します。放送・公式で確認できていない要素は「未判明」と明記し、捏造は避けます。
登場人物と声優の詳しい相関図は、別記事の

『これ描いて死ね』作品・放送情報
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 作品名 | これ描いて死ね |
| 原作 | とよ田みのる(小学館『ゲッサン』連載/既刊7巻・8巻は2026年10月10日発売) |
| 監督 | 赤城博昭 |
| シリーズ構成 | 福田裕子 |
| アニメーション制作 | シンエイ動画 |
| 放送開始 | 2026年7月3日(金)23時35分〜(初回のみ23:35スタート/以降は毎週金曜23:30〜) |
| 放送局 | 日本テレビ系「フラアニ」枠(全国30局ネット)/AT-Xは7月10日より毎週金曜22:30〜 |
| 配信 | U-NEXT・アニメ放題・Lemino・アニメタイムズ ほか |
| OP主題歌 | 「遺書」キタニタツヤ |
| ED主題歌 | 「コニファー」リーガルリリー |
| 放送状況 | 第5話まで放送済み(次回:第6話は2026年8月7日放送予定) |
物語の前提|漫画を「読む」から「描く」へ踏み出す青春群像
舞台は、東京から南へ約120キロ離れた離島・伊豆王島。主人公・安海相(あい)は、漫画を読むことが何より好きな高校1年生です。人と話すのが苦手で友達もなかなかできなかった相にとって、漫画は現実から逃げるためのものではなく、前を向くための力でした。なかでも漫画家「☆野0(ほしの ぜろ)」の代表作『ロボ太とポコ太』は、彼女の人生を変えた特別な一作です。
相のそばには、他の誰にも見えないイマジナリーフレンド「ポコ太」がいます。『ロボ太とポコ太』の作中キャラであるポコ太は、「こんなとき、漫画の主人公なら…!」といつも相の背中を押してくれる存在です。人見知りの相が少しずつ世界へ踏み出せたのも、漫画とポコ太がいてくれたから。物語は、この相が「漫画は読むだけでなく、自分でも描けるのだ」と気づき、憧れの作者・☆野0の正体が身近な人物だと知って、創作の世界へ飛び込んでいく過程を描きます。派手なバトルも異世界転生もない、「描くこと」そのものに向き合う青春群像劇です。
各話ネタバレあらすじ
放送された各話を、放送順に下記の表にまとめます。各話タイトルをクリックすると、その話のネタバレ本文に移動します。話が進むごとに行を追加していきます。
| 話数 | 放送日時 | 更新状況 |
|---|---|---|
| 第1話「魔法屋敷〜こんなとき、漫画の主人公なら?」 | 2026/7/3(金) 23:35〜(初回拡大) | 追記済 |
| 第2話「あなたは輝いている〜漫画を描くのは大変である」 | 2026/7/10(金) 23:30〜 | 追記済 |
| 第3話「心の心〜これ描いて死ね‼‼」 | 2026/7/17(金) 23:30〜 | 追記済 |
| 第4話「ユートピア〜漫画づくりに仲間はいるほうがいい」 | 2026/7/24(金) 23:30〜 | 追記済 |
| 第5話「みんなで行こう!〜漫画に「想い」をこめよう」 | 2026/7/31(金) 23:30〜 | 追記済 |
※次回:第6話(2026年8月7日(金)23:30放送予定/サブタイトルは公式発表を確認しだい反映します)。放送・配信を確認しだい本記事に追記します。
第1話「魔法屋敷〜こんなとき、漫画の主人公なら?」(7/3放送)
- 2026年7月3日(金)23:35〜(初回のみ拡大スタート)/視聴率は非公表(深夜アニメのため)
- 授業中に漫画を没収され「漫画そのもの」を否定された相が、☆野0の新作頒布を知って動き出す初回。
- 放送後は原作ファンから「相とポコ太の関係の描き方が原作の空気そのまま」という反応が見られました。
記念すべき第1話は、主人公・安海相がどんな少女で、漫画とどう向き合ってきたのかを丁寧に描く導入回です。サブタイトルの「魔法屋敷〜こんなとき、漫画の主人公なら?」は、原作第1話「来るべき世界」とは異なるアニメ独自のタイトルが付けられています。
あらすじ
伊豆王島で暮らす高校1年生・安海相は、人と話すのが苦手で、なかなか友達ができない少女です。そんな相にとって、漫画は前を向くための支えでした。とくに漫画家・☆野0の『ロボ太とポコ太』を心の底から愛読しており、その作中キャラであるポコ太を、相だけに見えるイマジナリーフレンドとしてそばに置いています。ポコ太は「こんなとき、漫画の主人公なら…!」と、いつも相の背中を押してくれる存在です。
ある日、相は授業中に漫画を読んでいるところを担任教師・手島零に見つかり、漫画を没収されてしまいます。このとき手島が口にしたのは、漫画そのものを否定するような言葉でした。漫画を心のよりどころにしてきた相にとって、憧れの世界を頭ごなしに否定される出来事です。
そんな相の日常に、大きな転機が訪れます。敬愛する☆野0が、同人誌即売会「コミティア」で新作を頒布するという情報を知るのです。いてもたってもいられなくなった相は、この新作を手に入れるため、ある計画を立て始めます。「読む」だけだった相が、憧れの作者へ一歩近づこうと動き出す――第1話は、その最初の踏み出しまでを描いて幕を閉じます。
考察──「漫画を否定する教師」が導入に置かれた意味
第1話で軸になるのは、相にとっての「漫画」と、担任・手島零との出会い方です。原作を知る読者には周知の通り、この手島零こそ、相が敬愛する☆野0その人にあたる人物です。第1話の時点では、漫画を没収し否定的な言葉をかける「堅物の教師」としてまず登場させ、その正体を後の展開に取っておく構成が取られています。憧れの作者と、目の前で漫画を否定する大人が同一人物だった――という落差が、この作品の師弟関係の起点になります。
アニメ独自サブタイトル「魔法屋敷〜こんなとき、漫画の主人公なら?」の後半部分は、ポコ太が相にかけ続ける決まり文句そのものです。人見知りの相が世界へ踏み出す原動力が「漫画の主人公ならどうするか」という問いにある、という本作のテーマを、初回タイトルに掲げた形と読み取れます。第1話がコミティア当日の出会いまで描いたのか、その手前の「計画を立てる」段階までで区切ったのかは、放送尺と原作の再構成に関わる点で、原作何話分をカバーしたかは現時点では未判明です。確認でき次第、このセクションに追記します。
ネット上の反応
放送後、原作ファンからは「相とポコ太のやり取りの空気感が原作のまま」「☆野0=手島の伏せ方が丁寧」といった、キャラクター描写と構成を評価する声が見られました。また、OPにキタニタツヤの「遺書」、EDにリーガルリリーの「コニファー」が起用された点にも注目が集まっています。一方で、原作のどこまでを今クールで描くのか(話数構成・カバー巻数)を気にする声もありましたが、公式からの発表は現時点でありません。

第2話「あなたは輝いている〜漫画を描くのは大変である」(7/10放送)
- 2026年7月10日(金)23:30〜/視聴率は非公表(深夜アニメのため)。
- 相が同級生・赤福幸とともに漫画研究会の設立を願い出て、手島から「漫画を一本描く」という設立条件を課される回。
- あわせて、手島がひそかに寺村貸本店を訪れる場面が描かれ、相と手島の距離が別のかたちで動き出します。
第2話「あなたは輝いている〜漫画を描くのは大変である」は、相がついに「読む側」から「描く側」へと実際に手を動かし始める回です。第1話で☆野0の正体が手島零だと知った相の感動が続くなか、物語は漫画研究会の設立と、相の初めての作画へと踏み込んでいきます。
あらすじ
☆野0=手島先生だったという衝撃と感動を抱えたまま帰路につく相。翌日、相は同級生の赤福幸とともに、手島のもとへ漫画研究会(漫研)の設立を願い出ます。当初、手島は難色を示しますが、設立の条件として「相に漫画を一本描くこと」を求めます。憧れの作者本人から突きつけられた宿題を前に、相は戸惑いながらも、イマジナリーフレンドのポコ太に励まされながら、生まれて初めて自分の漫画を描くことに挑戦します。
「読む」ことなら誰よりも情熱を注いできた相ですが、いざ自分でペンを持つと、頭の中にあるものを紙の上に形にする難しさに直面します。サブタイトルの「漫画を描くのは大変である」が示すとおり、この回は創作の入口に立った者が最初にぶつかる壁――描きたい気持ちと、技術・表現力とのあいだのギャップ――を丁寧に描きます。一方で手島は、相が日々通う漫画専門の寺村貸本店を訪れており、教師としての顔とは別の、かつての「描き手」としての手島の存在が静かに示唆されます。
考察──「設立条件=漫画を一本描く」が意味するもの
第2話の要は、手島が漫研設立の条件として「相に漫画を描かせる」ことを選んだ点にあります。ただ入部を認めるのではなく、まず一本描かせる――これは、漫画を「消費するもの」から「自分の手で生み出すもの」へと相の立ち位置を変えさせる仕掛けです。第1話で漫画を否定するように見えた手島が、実は最も真剣に「描くこと」の重さを知っている人物である、という反転が、この条件提示ににじみます。原作を知る読者には、この課題が相の創作者としての第一歩であり、後の漫研の物語すべての起点になることが分かる場面です。なお、本話が原作漫画の何巻・何話に対応するかは公式発表がなく、現時点では未判明とし、確認でき次第このセクションに追記します。
ネット上の反応
放送後は、相が初めて漫画を描く過程の描写に対して「創作の“最初のつまずき”をごまかさず見せてくれる」といった好意的な声が見られました。また、手島が寺村貸本店を訪れるカットについて、手島の過去を想像させる伏線として注目する反応もありました。全体として、派手さはないが誠実に「描くこと」を扱う作風を評価する感想が中心です。

第3話「心の心〜これ描いて死ね‼‼」(7/17放送)
- 2026年7月17日(金)23:30〜/視聴率は非公表(深夜アニメのため)。
- 漫研設立に必要な人数を集めるため、相と赤福が勧誘に奔走し、美術部の内気な部員・藤森心と出会う回。
- 手島の漫画家志望時代の回想が挿入され、物騒なタイトル「これ描いて死ね」の意味が回収されていきます。
第3話「心の心〜これ描いて死ね‼‼」は、作品タイトルそのものをサブタイトルに掲げた重要回です。漫研を正式に立ち上げるための仲間集めと、後に相の作画の相棒となる藤森心との出会い、そして手島の過去が交差します。
あらすじ
漫研の設立に必要な人数を満たすため、相と赤福幸は部員の勧誘活動を始めます。相は自作の漫画『ネコ太とニャン太』を手に、島の高校の各部を回りますが、どの部にも相手にされず、意気消沈してしまいます。それでも歩みを止めなかった相は、美術室で、非常に内気で口数は少ないものの、確かな画力を持つ美術部員・藤森心と出会います。
心は、相の描いた漫画を読み、自分でもうまく言葉にできない感情を胸の奥で強く揺さぶられます。絵の才能はありながら、自己表現が苦手で殻に閉じこもっていた心が、相の情熱に触れて少しずつその殻を破っていく――このやり取りが第3話の情感の核です。並行して、手島がプロ漫画家を目指していた頃の回想が描かれます。デビューを目指して原稿を描き続け、編集者と何度もぶつかりながらも評価されず、追い詰められていった日々。この過去こそが、「これ描いて死ね」という物騒な言葉の裏にある、創作者の切実な衝動の正体を照らし出します。
考察──タイトル回収と、心が「殻を破る」瞬間
第3話でついに作品タイトル「これ描いて死ね」がサブタイトルに掲げられたのは、偶然ではありません。手島の挫折の過去と、相の描いた漫画に藤森心が心を動かされる場面を同じ回に配置することで、「これを描き切れたら本望だ」という創作者の覚悟=タイトルの意味が、複数の登場人物を通して立体的に提示されます。とりわけ、絵は描けるのに自分を表現できずにいた心が、相という「自分の作品を信じてくれる一人」と出会って動き出す構図は、本作全体のテーマそのものです。海外の視聴者からも「創作者が求めているのは、作品を信じてくれるたった一人だ」というテーマへの深い共感が寄せられました。なお、本話が原作の何巻・何話に対応するかは公式発表がなく未判明とし、確認しだい追記します。
ネット上の反応
第3話は評価の高さが目立ち、海外ファンからは「今期の隠れた名作」「今期で一番好きなアニメ」という声が多数上がりました。一方で、視聴数の少なさ(各種データベースでの登録者数の低さ)を惜しむ反応もあり、「もっと多くの人に観てほしい良作」という文脈での言及が見られます。藤森心が殻を破っていく描写と、手島の過去によるタイトル回収の演出が、とくに支持を集めました。
第4話「ユートピア〜漫画づくりに仲間はいるほうがいい」(7/24放送)
- 2026年7月24日(金)23:30〜/視聴率は非公表(深夜アニメのため)。
- 手島の旧友・寺村七が営む貸本店の一室を部室として使えることになり、漫研が本格始動する回。
- 回の終盤、実力派アマチュア漫画家「ストーンドラゴン」こと石龍光が転校生として登場し、次回以降の展開を大きく動かします。
第4話「ユートピア〜漫画づくりに仲間はいるほうがいい」は、漫研がついに拠点を得て、創作の環境が一段階整う回です。相・藤森心・赤福幸の3人体制がまわり始めるなかで、相が自分の伸び悩みと向き合い、そして新たな仲間・石龍光と出会うまでを描きます。
あらすじ
手島の旧友であり、島で貸本店を営む寺村七の厚意で、相たちは店の一室を漫研の部室として使えることになります。ようやく腰を据えて漫画に取り組める「場所」を手に入れた3人は、手島から漫画制作の基礎を教わりながら、試行錯誤の日々を送り始めます。もともと絵の技術に秀でた藤森心が着実に作画を上達させていく一方で、物語を担う相はなかなか思うように上達せず、自分だけが取り残されているような焦りに思い悩みます。赤福幸は自らは描かないものの、涼しい部室で漫画を読みながら容赦のない批評役として存在感を発揮し、3人それぞれの役割が少しずつ形になっていきます。
そんなある日、漫研に大きな刺激をもたらす人物が現れます。実力派のアマチュア漫画家「ストーンドラゴン」として知られる石龍光が、伊豆王島の高校に転校してくるのです。相は好きな漫画の話題で石龍とたちまち意気投合し、対等に語り合える「描き手」の仲間を初めて得ることになります。サブタイトルの「漫画づくりに仲間はいるほうがいい」が示すとおり、この回は相が独りで抱えていた創作の重さを、仲間と分かち合っていく転機として描かれます。
考察──「場所」と「仲間」がそろい、物語が加速する回
第4話の要は、漫研に「拠点(部室)」と「新たな仲間(石龍光)」という二つの土台が同時にそろう点にあります。第1〜3話が相個人の「読むから描くへ」の内面的な踏み出しだったのに対し、第4話からは複数の描き手が集う「集団の創作」へと物語の軸が移っていきます。とりわけ、絵で先を行く藤森に対して相が伸び悩む描写は、才能の差を安易に美談で流さず、創作に付きまとう焦りや劣等感を正面から見せる本作らしい誠実さが表れた場面です。そこへ石龍光という「相と対等に漫画を語れる存在」が加わることで、相の視野と漫研の可能性が一気に広がります。石龍光の声を担当するのは水瀬いのりで、実力派アマチュアという役どころに説得力を持たせています。なお、本話が原作漫画の何巻・何話に対応するかは公式発表がなく、現時点では未判明とし、確認でき次第このセクションに追記します。
ネット上の反応
放送後は、相が思うように物語を形にできず焦りをにじませる描写に対して「上達の遅さをごまかさず描くのが誠実」「創作あるあるに刺さる」といった共感の声が見られました。海外の視聴者からも引き続き高い評価が寄せられ、石龍光の登場が今後の展開を動かす鍵として注目を集めています。一方で、良作でありながら視聴者数が伸び悩んでいる点を惜しむ声も継続して見られました。

第5話「みんなで行こう!〜漫画に「想い」をこめよう」(7/31放送)
- 2026年7月31日(金)23:30〜/視聴率は非公表(深夜アニメのため)。
- 石龍の助言をきっかけに、漫研メンバーが夏休みの同人誌即売会「コミティア」参加を決める回。
- 母親に本心を言い出せずにいた藤森が、仲間の後押しを受けて「伝えたい想い」と向き合っていきます。
第5話「みんなで行こう!〜漫画に『想い』をこめよう」は、漫研の目標が「部内で描く」から「外の場に作品を持って出る」へと大きく前へ進む回です。同人誌即売会「コミティア」への参加という具体的なゴールが立ち上がり、あわせて藤森心と母親との関係にスポットが当たります。
あらすじ
石龍の発言をきっかけに、漫研メンバーは夏休みに自主制作漫画誌の展示即売会「コミティア」へ参加することを決めます。顧問の手島は「まずは勉学を優先すべき」と釘を刺しながらも、東京行きのしおりを自作するなど、内心では誰よりも参加を楽しみにしている様子を見せます。メンバーが次々と親の許可を取りつけていくなか、藤森心だけはなかなか母親に東京行きを言い出せずにいました。ふだんから素直に思いを伝えられない母親との関係に悩む藤森は、「みんなと一緒なら話せるかもしれない」と考え、実家の旅館で期末試験に向けた勉強会を開くことにします。
厳しい藤森の母に気圧されながらも、安海相・赤福幸・石龍たちは、藤森が自分の言葉で母に向き合えるよう、そっとその背中を押します。サブタイトルの「漫画に『想い』をこめよう」が示すとおり、この回は漫画を描く技術以前に、「自分の伝えたい気持ちをどう相手に届けるか」というテーマを、藤森と母の関係を通して描きます。相が「読むから描くへ」踏み出したように、藤森もまた「描けるけれど言えない」殻を、仲間とともに破ろうとしていく――そんな一歩が積み重ねられる回です。なお、藤森が母へどこまで想いを伝えられたか、コミティア参加が最終的にどう決着したかの詳細は、放送・配信で確認しだいこのセクションに追記します(現時点では未判明の箇所は未判明と明記します)。
考察──「描く技術」から「想いを届ける」へ広がるテーマ
第5話の要は、物語のテーマが「漫画をうまく描くこと」から「自分の想いを人に伝えること」へと一段深く踏み込む点にあります。これまで相の「読むから描くへ」の成長を軸にしてきた本作が、ここで藤森心と母親という家族の関係を持ち込むことで、創作の根っこにある「伝えたい気持ち」そのものを主題化します。絵の技術では漫研で先を行く藤森が、いざ身近な母親には本心を言えない――という描写は、「表現が得意なことと、気持ちを伝えられることは別だ」という本作の視点をよく表しています。そこへコミティアという「外に作品を出す場」が設定されることで、漫研の物語は内向きの練習から、読者へ想いを届ける実践のフェーズへと踏み出していきます。母との関係に悩む藤森を仲間が支える構図は、第3話で相が藤森の殻を破るきっかけになった関係の、いわば恩返しの形とも読み取れます。本話が原作漫画の何巻・何話に対応するかは公式発表がなく、現時点では未判明とし、確認でき次第このセクションに追記します。
ネット上の反応
放送前の先行あらすじ・先行カット公開の段階から、「藤森の母親エピソードは原作でも印象的」「コミティア参加編に入るのが楽しみ」といった原作既読層の期待の声が見られました。放送後の詳しい反応は、確認でき次第このセクションに追記します。引き続き、海外・国内ともに「今期の隠れた良作」として本作を推す声が続いています。

主要キャラクター|物語を動かす人物
ここでは第3話までに登場・言及された主要人物を、声優とあわせて簡潔に紹介します。全登場人物と関係性の詳細は

安海相(あい)/CV:関根明良
本作の主人公。伊豆王島に暮らす高校1年生で、人見知りだが漫画を心の支えにしてきた少女です。☆野0の『ロボ太とポコ太』を愛読し、作中キャラのポコ太をイマジナリーフレンドにしています。漫画を「読む」から「描く」へと踏み出していく物語の起点。演じる関根明良は『ひろがるスカイ!プリキュア』ソラ・ハレワタール/キュアスカイ役、『プリンセス・プリンシパル』プリンセス役などで知られます。
手島零(てしま れい)/CV:早見沙織
相の担任教師。第1話では授業中の漫画を没収し、漫画を否定する言葉をかける堅物の教師として登場します。その正体は、相が敬愛する漫画家「☆野0」その人。後に漫研の顧問として相たちを導く師となります。演じる早見沙織は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』雪ノ下雪乃役、『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役などで知られます。
ポコ太/CV:日髙のり子
『ロボ太とポコ太』の作中キャラで、相だけに見えるイマジナリーフレンド。「こんなとき、漫画の主人公なら…!」と相の背中を押し続ける存在です。演じる日髙のり子は『タッチ』浅倉南役、『名探偵コナン』毛利蘭役などで知られるベテラン。
藤森心(ふじもり こころ)/CV:仁見紗綾
第3話で本格登場する、美術部所属の相の同級生。非常に内気で口数は少ないものの、確かな画力を持ち、後に相の合作で作画を担う相棒となります。相の描いた漫画に触れて自己表現の殻を破っていく過程が、第3話の情感の中心でした。美術部と、相が立ち上げた漫画研究会を兼部することになります。
赤福幸(あかふく さち)/CV:藤村花音
相の同級生で、第2話・第3話で漫研設立と仲間集めを相とともに進める人物。自分では漫画を描かないものの、物語を見抜く批評眼を持ち、作品を読んで批評することで漫研の作品の質を高めていく「編集者」的な立ち位置を担います。
寺村七(てらむら なな)/CV情報は相関図記事参照
相が日々通う漫画専門の貸本屋「寺村貸本店」の店主で、かつての手島のアシスタント仲間。第2話で手島が店を訪れる場面に関わり、手島の「描き手」としての過去とつながる人物です。後に漫研の部室として店の一室を提供することになります。
その他の登場人物(相関図記事で詳説)
- 石龍光(いしりゅう ひかり)/CV:水瀬いのり|東京から来た人気同人作家の転校生。
スタッフから読み解く、アニメの方向性
アニメーション制作を手がけるのはシンエイ動画。監督は赤城博昭、シリーズ構成は福田裕子が務めます。『これ描いて死ね』は、原稿用紙とペンに向き合う「創作の現場」を丁寧に見せる作品です。派手なアクションではなく、キャラクターの表情や間、漫画を描くという行為そのものの手触りをどう画面に落とし込むかが、本作の演出上の勝負どころになります。
主題歌は、OPにキタニタツヤの「遺書」、EDにリーガルリリーの「コニファー」を起用。『これ描いて死ね』という物騒なタイトルが表す「これを描き切れたら本望だ」という創作者の衝動と、楽曲がどう響き合うかも聴きどころです。
アニメを観るなら
『これ描いて死ね』は、日本テレビ系「フラアニ」枠での放送に加え、U-NEXT・アニメ放題・Lemino・アニメタイムズなどで配信されています。見逃し配信で追いかけたい方は、各配信サービスでの視聴がおすすめです。
放送を待つ間に読んでおきたい原作
アニメの続きが気になる方は、原作漫画『これ描いて死ね』(とよ田みのる、小学館『ゲッサン』連載/既刊7巻・8巻は2026年10月10日発売)を読み進めておくのがおすすめです。相が漫画同好会を立ち上げ、藤森・赤福らと創作に挑んでいく本編は、原作でこそじっくり味わえます。本記事では放送・配信ごとに各話のネタバレ・あらすじを更新していくので、あわせてチェックしてください。
更新履歴
- 2026年7月3日:記事公開。第1話「魔法屋敷〜こんなとき、漫画の主人公なら?」のあらすじ・考察・反応を追記。
- 2026年7月24日:第2話「あなたは輝いている〜漫画を描くのは大変である」(7/10放送)、第3話「心の心〜これ描いて死ね‼‼」(7/17放送)のあらすじ・考察・反応を追記。あわせて藤森心・赤福幸・寺村七のキャラクター紹介を追加。
- 2026年7月31日:第4話「ユートピア〜漫画づくりに仲間はいるほうがいい」(7/24放送)、第5話「みんなで行こう!〜漫画に「想い」をこめよう」(7/31放送)のあらすじ・考察・反応を追記。石龍光(CV:水瀬いのり)の登場を反映。

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